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サービス付き高齢者住宅とは?有料老人ホームとの違いを調べました!

サービス付き高齢者住宅とは?有料老人ホームとの違いを調べました! 介護

シニア期の住まいを探しているけれど、選択肢が多くてどれを選べばいいか分からない

サービス付き高齢者住宅と有料老人ホーム、名前は聞くけれど具体的に何が違うの?

​ご家族の高齢化や、ご自身の将来に向けた住まい探しの中で、このような疑問を持つ方はとても増えています。

​どちらも「高齢者向けの住まい」ですが、契約の仕組み、かかる費用、そして「入居条件」や「受けられる介護サービス」には決定的な違いがあります。

これらを知らずに選んでしまうと、「思っていた生活と違った」「要介護度が進んだら退去しなければならなくなった」といった後悔につながることも。

この記事では、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)と有料老人ホームの特徴や、入居条件を含めた5つの違いを分かりやすく徹底比較します!

「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」とは?

寄り添う老人イメージ
寄り添う老人イメージ

サービス付き高齢者住宅(サ高住)の基本概要と主な特徴

サービス付き高齢者向け住宅(通称:サ高住・さこうじゅう)とは、高齢者が単身・夫婦で安心して暮らせるように配慮された「バリアフリー対応の賃貸住宅」です。

一般的な賃貸マンションに近い自由度を持ちながら、高齢者特有の不安を解消するための専門スタッフが配置されているのが大きな特徴です。

基本的には、「自立(介護が必要ない状態)」または、「軽度の要介護」のシニア向けに作られています。

提供される2つの基本サービス(安否確認・生活相談)

サ高住には、ケア専門家(社会福祉士や介護福祉士など)が日中常駐することが義務付けられており、以下の2つの基本サービスが必ず提供されます。

安否確認サービス: 定期的な見回りや、部屋に設置されたセンサー等で、入居者が元気に過ごしているかを確認します。
生活相談サービス: 日常のちょっとした困りごと、体調不良時の対応、周辺の医療機関の紹介などの相談に乗ってくれます。

こまち
こまち

看護師が常駐していない施設では、体調に異変をきたすと救急車を呼ぶことが多いようです。実際に、私の生活している地域のサ高住では、よく救急車が止まっているのを見かけます。

どんな人が入居できる?(入居条件・対象者)

サ高住の基本的な入居条件は以下の通りです。
年齢: 原則として60歳以上(または要介護・要支援認定を受けた60歳未満の方)
身体状況: 自立〜軽度の要介護(※施設によっては、介護度が高くなると住み続けるのが難しい場合もあります)
同居者: 配偶者や60歳以上の親族など、一定の条件を満たせば同居が可能です。

サ高住は、「一般型」「介護型」があり、「一般型」は要介護度が上がった場合は、退去をする必要がある場合や、サ高住以外の外部から介護サービスを受ける必要が出てきます。

「有料老人ホーム」とは?3つの種類と特徴

介護サービスを受ける女性イメージ
介護サービスを受ける女性イメージ

有料老人ホームは、高齢者が暮らしやすいように「食事」「介護」「家事援助」「健康管理」などのサービスを提供する施設です。

有料老人ホームと言っても、大きく3つのタイプに分かれます。

・介護付き有料老人ホーム(手厚い介護サービスが特徴)
都道府県の指定(特定施設入居者生活介護)を受けた施設です。
施設のケアマネジャーや介護スタッフが、24時間体制で食事・入浴・排泄などの手厚い介護サービスを提供します。要介護度が重くなっても、看取りまで対応してくれる施設が多いのが特徴です。

・住宅型有料老人ホーム(外部の介護サービスを利用)
生活支援や食事の提供がメインの施設です。
施設自体から介護サービスは提供されないため、介護が必要になった場合は、地域の「訪問介護」や「通所介護(デイサービス)」といった外部の介護サービスを個別に契約して利用します。

・健康型有料老人ホーム(アクティブなシニア向け)
家事援助や食事サービスを受けながら、温泉やジムなどの充実した設備でアクティブなセカンドライフを楽しむための施設です。介護が必要になった場合は退去しなければならないケースがほとんどで、全国的にも数は少なめです。

【徹底比較】サ高住と有料老人ホームの決定的な5つの違い

それでは、サ高住と有料老人ホーム(特に一般的な介護付き・住宅型)の違いを、重要な5つの項目で比較してみましょう。

比較項目主な入居条件契約形態初期費用介護の提供生活の
自由度
認知症・
看取り
サービス付き高齢者住宅(サ高住)原則60歳以上(自立から軽度要介護)建物賃貸借契約
(一般賃貸に近い形)
敷金・礼金などで比較的安い外部の介護サービスを各自契約することも自由度
が高い
対応できなくなる場合がある
介護付き有料老人ホーム60歳から65歳以上
(自立から重度要介護)
利用権契約一時金などで高め専門スタッフが常時滞在自由度
は低い
看取りまで対応できる施設もある



・違い①:入居条件と対象となる要介護度
まずは気になる「入居条件」の違いです。

サ高住: 年齢は「原則60歳以上」。状態は「自立〜軽度要介護」がメインです。認知症の症状が進行したり、常に手厚い医療・介護ケアが必要になったりすると、入居条件を満たさなくなり退去を求められることがあります。

有料老人ホーム: 年齢は「概ね60歳〜65歳以上」と施設ごとに定めています。最大の違いは、「要介護3以上」などの重度の要介護者や、認知症の方も幅広く受け入れている点です(※介護付きの場合)。

・違い②:契約形態(賃貸借契約 vs 利用権契約)
法律上の契約の仕組みが全く異なります。

サ高住(賃貸借契約): 一般のマンションと同じ「賃貸契約」です。借地借家法で守られているため、高齢であることを理由に不当に退去させられることはありません。

有料老人ホーム(利用権契約): 居室と、そこで提供されるサービスを終身にわたって利用できる「利用権」を購入する契約です。所有権や賃借権とは異なる独特の仕組みです。※必ずしも終身契約とは限りませんので、契約につきましては各施設にお問い合わせください。

・違い③:初期費用と月額費用(どっちが安いの?)
お金の構造も大きく異なります。

サ高住: 一般の賃貸と同じく、初期費用は「敷金・礼金(家賃の数ヶ月分)」が基本のため、初期費用を低く抑えられます。 月額費用は家賃や共益費、サービス費で、エリアや設備によりますが比較的標準的です。

有料老人ホーム: 初期費用として「入居一時金(前払い金)」が必要なケースが多く、数百万円〜数千万円にのぼることもあります(最近は0円プランも増えています)。月額費用には手厚い人件費や施設管理費が含まれるため、サ高住より高めになる傾向があります。

・違い④:受けられる介護サービスの内容と選択肢
サ高住: 介護が必要になったら、外部のケアマネジャーと相談し、必要な分だけオーダーメイドで介護サービス(訪問介護など)を組み合わせます。

有料老人ホーム(介護付き): 施設の専属スタッフから定額で24時間体制の介護を受けられます。夜間の見守りや緊急対応の安心感は非常に高いです。

・違い⑤:生活の自由度や外出・面会のルール
サ高住: あくまで「自宅」という扱いなので、外出・外泊、面会、飲酒や喫煙などの規則は緩やかで、非常に自由度の高い生活が送れます。キッチンのある部屋なら自炊も可能です。

有料老人ホーム: 集団生活の側面が強いため、外出の届け出や門限、面会時間の制限など、施設ごとのルール(規則)に沿って生活する必要があります。

迷ったらどっち?タイプ別おすすめ診断

最後に、あなたやご家族がどちらを選ぶべきか、タイプ別にまとめました。

サ高住が向いている人

・まだ元気だけど、一人暮らしや夫婦二人だけの生活に一抹の不安がある方
・これまでの自宅と変わらない、自由な生活(外出や趣味)を続けたい方
・引っ越しの初期費用をできるだけ抑えたい方
・自分で必要な介護サービスを自由に選びたい方

有料老人ホームが向いている人

・すでに要介護度が高く、日常的に手厚い介護や見守りが必要な方
・認知症の症状があり、専門知識を持ったスタッフに支えてほしい方
・万が一、体が動かなくなっても、同じ場所で最期まで(看取りまで)暮らしたい方
・夜間の緊急対応や、医療連携の充実度を最優先したい方

以上のような項目を踏まえ、入居予定の方としっかり話し合いをおすすめします。

まとめ

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)と、有料老人ホームの違いについて解説しました。

大きなポイントは、
「まだ元気で自由な暮らしを送りつつ、安心を買いたいならサ高住」
「将来を見据えて、手厚い介護や看取りまでお任せしたいなら有料老人ホーム」
という点です。

条件だけで決めつけず、まずは気になる地域の施設のパンフレットを取り寄せたり、実際に現地を見学してみたりして、ご本人に一番合う「安心の住まい」を見つけてみてくださいね。

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